一般の患者さまには・・・
どのようにライフスタイルを維持し、向上していただくのかご一緒に考えていただくこと。
つきつめてみれば、歯の治療を行うことは食生活を維持し、快適な生活環境を整えていくこと。
その患者さまがどのような治療を希望され、どのような治療を展開していくのかは、患者さまの年齢、社会生活環境によってそれぞれ。
ひとつの虫歯治療をとっても、どのように対処するのかは個別に異なってきます。
当院では、「できるだけ、歯を削らないで、できるだけ歯を抜かないで」という原則のもとに、どのようにしたらその患者さまにベストなお口の中の環境をご提供、ご提案できるのか、私自身食事をしながらでも、いつも考えています。
私は、現在の日本における保険医療制度は、とても優れた制度であると思います。
歯の治療に関しては、審美的な要素を除いてどのような患者さまにも、一定レベルの医療を提供できることは素晴らしいことであり、ほとんどの患者さまのご希望に沿うことができると考えています。
お口の周りの健康を通じて、みなさまのよりよい生活を築いていくために、どうすればよいのかご一緒に考えてまいりましょう。
小さなお子さまには・・・
無理をしないこと、怖い思いをさせないこと。
そもそも歯の治療は大人でもこわいもの。歯科医である私でさえ、いざ自分が治療を受けるときは、(私も生身の人間なので、虫歯になってしまうこともありますよ。)
何をされるかわかっていても、治療を受けた後は背中に汗・・・ですね。
小さなお子さまなら、知らないおとなからお口をあけて、と言われても怖くてあけられないのはごく普通のことです。
治療を怖がるお子様に対しては、綿球で歯を拭うだけの「綿さんおそうじ」から診療をスタート!
おうちの方には診療室に一緒に入っていただくことを原則としています。
どのような内容の治療 を、どのように行うのか見ていただくことと、しっかり説明をしますので、チェアサイドでお聞きいただくためです。
治療に慣れてしまうと診療台で、そのまま眠ってしまうお子さまもいたりして・・・
こうなると安心ですね。
わからないことは、いつでも、どんなことでも、たくさん質問をしてくださいね。